マッチングアプリは危険というイメージがありますがマリッシュは安全なマッチングアプリなので、登録しても問題ありません。
なぜなら、公安委員会にマリッシュは「インターネット異性紹介事業」として認められているからです。
ただし、アプリ自体は安全でも、危険人物が登録する可能性はゼロではありません。
この記事では、マリッシュに潜む危険人物の一覧と特徴、回避するコツなどを解説します。
マリッシュの危険人物一覧
マリッシュの使い方は簡単ですが、アプリ内には少なからず危険人物が潜んでいる為、真面目に相手を探している人は注意が必要です。
口コミ・評判などを調べたところ、特に多いのが以下の5つでした。
- ヤリモク
- 既婚者
- 詐欺
- 業者
- 勧誘
これらの危険人物とは仲を深められないどころか、事件やトラブルに巻き込まれてしまいかねません。
それぞれを詳しく解説します。
ヤリモク
マリッシュはヤリモク、いわゆる「体目当て」の男性も少なくありません。
なぜなら、男性料金が他のマッチングアプリに比べて安いからです。
たとえば、各種婚活系マッチングアプの1ヶ月プランと比べて見てもマリッシュがいかに「安いか」がわかります。
マリッシュ | 3,400円 |
---|---|
Pairs | 3,590円 |
youbride | 4,300円 |
ゼクシィ縁結び | 4,378円 |
東カレデート | 6,300円 |
実際に、「ヤリモクの男性に出くわした」という女性もいます。
「安い料金で女性と関係を持てる」と考える男性にとっては、非常にコスパが良いマッチングアプリなのです。
もっとも安全性が非常に高いため、他のマッチングアプリに比べて特に多いわけではありません。
既婚者
マリッシュは真面目な人が多いマッチングアプリですが、既婚者も潜んでいます。
結婚相談所と違って、独身証明書の提出が不要だからです。
具体的に言うと、マリッシュは本人確認・年齢確認されることはあっても、公的書類によって「結婚しているかどうか」はチェックされません。
だからこそ、このように既婚者と出くわしてしまう方もいるわけです。
ただ、マリッシュは既婚者の登録を禁止しています。
利用規約の「禁止事項」にも、既婚者の登録禁止を明記しているのです。
既婚者の会員登録およびコンテンツの利用
出典:マリッシュ「利用規約」
既婚者が存在する可能性を念頭に置きつつ、安心してマリッシュを利用してください。
詐欺
いわゆる「結婚詐欺」のターゲットになる恐れもあります。
マリッシュはさまざまな安全対策を講じていますが、結婚詐欺は「真面目な会員」になりすましていることが多く、登録の時点では「危険人物だ」と判断できないからです。
実際に、「マリッシュで詐欺被害に遭った」という女性がいました。
「マリッシュでお金を取られた」という方が返信を送っていることから、被害者は「一人ではない」とわかります。
特殊詐欺にあたる結婚詐欺は「お金を出さないこと」が大事ですが、被害に遭ってしまった場合、すぐに対策を取りましょう。
まずは国民生活センターに連絡し、弁護士に相談するのがおすすめです。
業者
マリッシュでは以下の業者に出くわしてしまう恐れがあります。
- 個人情報収集業者
- 他サイト・アプリ誘導業者
「安全対策をきちんとしているのに、なんで?」
このように感じる方もいるでしょうが、業者は違法に入手した個人情報などを使って、マリッシュのセキュリティをたくみにかいくぐるのです。
SNSを見てみても、「業者の被害に遭った」という方がいました。
ただ、業者は個人情報をしつこく聞いてきたり、積極的に連絡先交換を求めてきたりと特徴が分かりやすいです。
詳しくは後述する「マリッシュにいる危険人物の特徴」を参考にしてください。
勧誘
マリッシュでは勧誘目的のユーザーも存在します。
特に、こういった商品を勧誘される恐れがあるので気をつけてください。
- 金融商品
- マルチ商法
- 宗教
勧誘は個人で登録していることが多いため、マリッシュのパトロールで「危険人物だ」と断定されづらいのです。
こちらの方は金融商品をしつこく勧誘されたそうです。
もちろん勧誘目的もマリッシュの利用規約に違反しています。
後述する「マリッシュで危険人物を見つけたら」を参考にして、きちんと対処しましょう。
【2ch・5ch】マリッシュの危険人物リスト
ここでは、2ch・5chで報告されているマリッシュの危険人物を掲載します。
あくまで「噂」であり、参考に程度に考えてください。
埼玉 49 花(表記はローマ字4文字) いいね乞食 いいねしてくる、いいね即ブロック
出典:5ちゃんねる「マリッシュ 地雷女 男」
東京 42 歯瑠 金品タカリ
埼玉 50 魔鬼 勘違い上から目線
東京 52 絵無絵無 男性、職業対しての著しい差別表現
東京 51 恵夢 ドスコイと2ショット 収入への不当差別表現
東京 51 薔薇 タカリ
東京 50 計 サブカル 数ターンで暴言&ブロック 運営の課金勧奨ボットの可能性
東京 40 藻喪ん蛾 同時並行すると運営に通報
埼玉 52 柚子 外見への不当差別表現 自身と到底釣り合わない年下高スペック要求
マリッシュにいる危険人物の特徴:プロフィール
マリッシュにいる危険人物は、プロフィールの段階である程度見分けられます。
特にチェックしてほしいのが以下の3つです。
- 顔が写っていない
- スペックが高すぎる
- プロフィールに違和感がある
「怪しいな」と感じた場合、これらを確認してみましょう。
続いてそれぞれを説明します。
顔が写っていない
顔が写っていないユーザーは既婚者の可能性があります。
マリッシュは「真面目に再婚相手を探したい」という方が多く、ほとんどの会員は自分の顔をメイン写真にしているからです。
実際にマリッシュの会員を100人調べてみても、7割以上の方が「自分の顔」をメイン写真にしていました。
顔写真を載せていない理由は2つあります。
- (身バレなどが怖いため)載せていない
- (既婚者であるため)載せられない
後者の場合、確実にトラブルになってしまいます。
前者の場合、トラブルになることはありませんが、「思っていた人と違った」とがっかりしかねなません。
以上のことから「顔写真がない人」には気をつけるようにしましょう。
スペックが高すぎる
スペックが高すぎる方も気をつけてください。
マリッシュは「スペックが高い人」の割合が比較的少ないマッチングアプリだからです。
マッチングアプリにおいて、会員のスペックは料金に現れます。
たとえば、ハイステータスな会員しか登録できない「東カレデート」の1ヶ月プランは6,300円です。
東カレデートは男性会員の約半分が年収1,000万以上を超える、ハイステータス限定のマッチングアプリです。
出典:東カレデート
一方、マリッシュは3,400円と他のマッチングアプリに比べてかなり料金が低く、スペックの高い人が登録するのは「不自然である」と言えます。
マリッシュはプロフィールを自由に変えられるので、スペックが高い人は年収や学歴を偽っている・盛っている恐れがあります。
プロフィールに違和感がある
プロフィールに違和感を覚えた場合、なるべく関わらないほうが賢明です。
具体的に言うと、こういった相手には気をつけてください。
- プロフィールの内容が変わった(年収が数倍になった、など)
- 他のマッチングアプリと登録内容が違う
- 写真が明らかに本人ではない
- 職業と年収が一致しない
たとえば、一般的な30代前半の会社員で「年収800万〜」にしている場合、あきらかに不自然です。
なぜなら、30代前半の平均年収はそこまで高くないからです。
「民間給与実態統計調査」によると「470万」とわかっています。
もちろん中には平均以上の収入がある方もいます。
そういった方は、このように源泉徴収票などを提出して自分の年収を証明していることが多いです。
「未証明」となっている相手には注意してください。
マリッシュにいる危険人物の特徴:やりとり
「危険人物かどうか」は、プロフィールだけではわかりません。
やりとりでは以下の3つに注目しましょう。
- 個人情報を聞いてくる
- すぐにLINE交換を求めてくる
- すぐデートに誘ってくる
具体的に説明します。
個人情報を聞いてくる
以下の個人情報を聞いてきた場合、確実に個人情報収集業者です。
- フルネーム
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
- 勤務先の住所
なぜなら、仲を深める上で必要のないものばかりだからです。
たとえば2〜3回デートを重ねる上で、メールアドレスや電話番号、住所は必要ありません。
メールアドレスや電話番号を聞かなくてもマリッシュでやりとりできますし、住所を教えなくても仲を深める上で不都合はないのです。
それにも関わらず個人情報をしつこく聞いてきた場合、警戒心を強めましょう。
不用意に教えてしまうと、悪用されてしまいかねません。
すぐにLINE交換を求めてくる
すぐにLINE交換を求めてきた場合も気をつけてください。
LINEのIDも個人情報だからです。
さらに、LINEはアイコンやタイムライン、タイムラインのコメントなど情報量が非常に多いです。
そのため、個人情報収集業者によっては「宝の山」のように見えるわけです。
不用意にLINEのIDを教えてしまうとアカウントを乗っ取られた挙げ句、友達や知り合いに迷惑をかけてしまいかねません。
メッセージのやりとり、ビデオ通話など、LINEにある機能はマリッシュにも搭載されています。
LINEは本当に心を許した相手だけ交換するようにしてください。
すぐデートに誘ってくる
すぐデートに誘ってくるのはヤリモクや既婚者の可能性が高いです。
真剣な人は1週間程度やりとりしてから「会おう」とするからです。
たとえば、一般的にはこういった流れを経てデートが決まります。
このように信頼関係をしっかり築いてから会うのがマリッシュのセオリーです。
一方、危険人物は信頼関係を築くよりも「体の関係を持てる人と手っ取り早く会いたい」と考えています。
そのため、マッチング初日〜3日以内で「会おう」と誘ってくることが多いです。
相手を見極めるためにも、1週間程度やりとりすることをおすすめします。
マリッシュにいる危険人物の特徴:会ったあと
危険人物は会ってから正体を表すケースもあります。
会ったあとに「危険人物だ」と判定できるポイントは以下の2つです。
- 金品を要求してきたらすべて詐欺!
- ボディタッチが多い
具体的に説明します。
金品を要求してきたらすべて詐欺!
付き合うまでに金品を要求してきた場合、すべて詐欺だと考えてください。
真面目に婚活目的でマリッシュを利用している方は、どれだけお金に困っていても出会った女性に金品を要求することはありません。
本当にお金に困っているなら、初対面に近い女性ではなく「お金を貸してくれそうな人」に頼みます。
それにも関わらず女性に金品を求めてくるのは、あきらかに不自然です。
一度お金を払ってしまうと、返ってこないケースがほとんどです。
相手の表情や言葉に騙されないようにしてください。
ボディタッチが多い
ボディタッチが多い場合、ヤリモクや既婚者の可能性があります。
ボディタッチしてターゲットの女性が「体の関係を持てそうかどうか」を判断するのです。
実際に、ナンパ用語で「ハンドテスト」と呼ばれるものがあります。
お店から出たあとで女性の手を握って、「握り返してくれればホテルOKのサイン」と判断するわけです。
安易に手を握ってしまうと、危険人物に「この子は落とせそうだぞ」と誤解されかねません。
むやみにボディタッチしてくる男性には注意しましょう。
マリッシュで危険人物を回避するコツ
マリッシュで大事なのは、上述した危険人物を「事前に回避すること」です。
そこで、ここでは危険人物を回避するためのコツを4つ紹介します。
- 会うまで連絡先を交換しない
- 他のマッチングアプリにいないかチェック
- 会う前にビデオ通話してみる
- 名刺や独身証明書を求める
それぞれ詳しく説明します。
会うまで連絡先を交換しない
連絡先はかならず会ってから交換するようにしましょう。
会うまでに交換してしまうと、マリッシュでブロックされて通報できなくなるからです。
通報するにはプロフィールを閲覧しなければなりませんが、ブロックされるとできません。
つまり、ブロックすると相手から通報されなくなるわけです。
だからこそ、危険人物は連絡先交換するとすぐにマリッシュでブロックします。
「マリッシュ退会するから…」
「有料会員が切れるから…」
このような言い方ですぐにLINE交換を求めてきた場合、注意してください。
他のマッチングアプリにいないかチェック
他のマッチングアプリにいないかチェックしてみるのもおすすめです。
なぜなら、危険人物は他のマッチングアプリだと違うプロフィールにしている可能性があるからです。
たとえば、マリッシュで「年収800万〜」にしている方がPairsで「年収400万〜」だった場合、確実に「プロフィールを偽っている」と分かります。
プロフィールを偽っている方は危険人物の可能性が非常に高いです。
どんなマッチングアプリも無料で登録できます。
マリッシュで「危険人物かも…」と思う相手がいた場合、別のマッチングアプリも使ってみましょう。
会う前にビデオ通話してみる
会う前にビデオ通話すると「危険人物かどうか」を見分けやすくなります。
なぜかというと、基本的に危険人物はビデオ通話に応じないからです。
たとえば、相手が既婚者だった場合、ビデオ通話すると家族に怪しまれる可能性がありますし、子どもの声などが聞こえてバレてしまいます。
一方、本当に独身なら後ろめたいことがないためOKしてくれます。
さらに、「会わなければよかった…」と後悔したり時間を無駄にしたりすることもありません。
疑わしい場合、ビデオ通話にお誘いしてみましょう。
名刺や独身証明書を求める
名刺や独身証明書を求めるのも悪くありません。
本当に真面目な人なら、きちんと提出してくれるからです。
独身証明書はともかくとして、名刺は男性ならほとんどの方が持っています。
しかし、危険人物は身バレを避けようとするため、持っていても交換しようとしないのです。
独身は「名刺を見せてほしい」と頼まれると快く応じてくれます。
名刺を見せることを拒否してきた場合、危険人物の可能性が高いので注意してください。
マリッシュで危険人物を見つけたら
マリッシュで危険人物を見つけたら、野放しにしてはいけません。
ここで紹介する2つの行動を実行しましょう。
- 違反報告する
- 国民生活センターに相談する
まずは違反報告して、被害がある場合は国民生活センターに相談してください。
それぞれ具体的に解説します。
違反報告する
まずはアプリ内で通報(違反報告)しましょう。
なぜ通報する必要があるかというと、相手にペナルティを与えられるからです。
通報内容が認められた場合、相手には警告や強制退会などのペナルティが科せられます。
強制退会させられると、再登録もできません。
通報するのは簡単です。
- 相手のプロフィールを開く
- 「通報」をタップ
- 通報理由を選択し送信
国民生活センターに相談する
なんらかの被害がある場合、国民生活センターに相談しましょう。
国民生活センターは、解決の糸口を紹介してくれる消費者庁管轄の行政機関です。
実際、このようにさまざまな相談を解決に導いています。
婚活アプリで知り合った男性に出会い系サイトへ誘導され、チャットルームでやりとりするための手数料などとして高額な費用を支払わされた。騙されたと思うがどうしたらよいか。
引用元:国民生活センター
国民生活センターは基本的に無料で利用できます。困ったことがあれば、気軽に連絡してみましょう。
まとめ
マリッシュの危険人物についてまとめます。
- マリッシュには既婚者、ヤリモクなどの危険人物が潜んでいる
- 実際に、2ch・5chやSNSに被害の声が多数報告されている
- 写真がない、スペックが高すぎる場合は要注意
- ビデオ通話などを用いて事前に見抜くのが大事
- 被害に遭った場合は通報して、国民生活センターに相談
マリッシュは危険人物さえ回避できれば、安全に出会いを楽しめます。
今回紹介した特徴を把握して、理想の相手を見つけてください。